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慢性疲労症候群(CFS)

疲れが他の人より強い。検査しても異常が見られない。
 外から見ると、怠けているだけにみえるような状態であっても、実はその背景に、慢性疲労症候群と診断される症状が隠れている場合もあり、安易な偏見で怠けと決めつけるのは禁物といわれている。しかし、慢性疲労症候群の概念自体、診ている医師が少ないこともあり、あまり一般的には知られて来なかった。
 最近、そんな慢性疲労症候群の患者は、脳内の広い範囲で炎症を起こしていることが、大阪市立大学や理化学研究所などの研究チームによって解明された。

脳内で炎症が起こる慢性疲労症候群
原因不明、まだ治療法は確立せず

 脳内で起こる炎症は、ケガをしたときに皮膚が赤く腫れるような状態で、健常な人の脳にも、ある程度起きる。しかし、無理をすると、炎症の度合いが強くなる。すると、脳の神経がダメージを受けて、回復が難しくなっていくと考えられている。

睡眠時間不足との大きな関係も

 「脳がそのときの負荷などを回復させるには、睡眠はとても大事です。そこが障害されると、脳としては戻らないままになる。休みが取れないまま、脳がずっと動いていく状態になって疲弊して炎症が続き、簡単なことでも無理をしたように感じてしまうのだと考えられます」(中富院長)
 慢性疲労症候群の人は、多少のことをしても脳が負担として大きく感じる傾向がある。例えば、ちょっと歩いて出かけるだけでも、すぐに炎症が起きてしまう。

なりやすいのは「こだわりの強い人」
ひきこもりになりやすい人と共通点も

 それでは、どのようなタイプが慢性疲労症候群になりやすいのか。それは、こだわりの強い人や、ストレスに当たったときにいい加減にできず、突き詰めてしまう人だという。
 多いケースは、調子のいい日に動きすぎて、その後2~3日に寝込んでしまうことを繰り返す人だという。
 無理して動くのは、あまりよくない。
 「睡眠のリズムを崩して慢性化させてしまうことは避けないといけません。まずはレベルを一旦落とし、午前中に光を浴びて、脳の中でホルモンを夜に立ち上げるようにしていくリズムからつくりだします。また、調子のいい日でも6~7割くらいにとどめて、調子の悪い日でもできる運動から始められるくらいのレベルを継続し、リハビリ的に伸ばしていくことです」(中富院長)

 現在、慢性疲労症候群を診療できる医療機関は数が少なく、大阪市立大学疲労外来、九州大学心療内科、名古屋大学総合診療センター、ナカトミファティーグケアクリニックなどに限られている。